小魚山公園に入って坂に沿って登ると、右手に見えるのが信号山で、信号山の標高は98メートルで、山頂にある3棟の赤いキノコビルはまるで3本の赤々と燃えるたいまつのように、緑の木々の茂みの中にそびえて、ひときわ目を引く。1897年11月、ドイツが青島を占領した時、まず信号山を強制占領し、それを制高点として、銃口を清政府の総兵庁に向け、清軍を撤退させた。その後、ドイツ軍は山に船舶の膠州湾への進出を指揮する信号案内台を設置した。そのため、ドイツの膠澳総督はこの山を「チグナー山(ドイツ語で「信号」の意味)」と命名した。これが信号山の名称の最初の由来である。信号山は市街地に背を向け、海に面しており、前海景勝地と市街地の風貌を見るのに最適な観光地の一つであり、近くのキリスト教会、迎賓館、少し離れたカトリック教会、青島、桟橋が一望できる。