千仏山は山東省済南市歴下区に位置し、済南三大名所の一つであり、古くは歴山と呼ばれ、古史では舜が歴山で畑を耕していたため、舜山と舜耕山とも呼ばれていた。隋開皇年間（581年、一600年）、仏教が盛んで、山の勢いに従って数千の仏像を彫刻したため、千仏山と呼ばれた。

千仏山は泰山の余脈であり、海抜285メートル、敷地面積166.1ヘクタール、済南市中心部から2.5キロメートル、山東省済南市中心部南部に位置し、趵突泉、大明湖と並んで済南三大名所と呼ばれ、国家AAAAA級観光地であり、第9陣の国家級観光名所である。

千仏山古称歴山、上古虞舜帝が民となった時、暦山の下にお辞儀をして耕したことがあると伝えられているので、舜山または舜耕山とも呼ばれている。史載によると、隋朝年間、山東仏教が盛んになり、敬虔な信者は山に沿って壁に沿って多くの石仏を刻んで、千仏寺を建てて千仏山と名付けられた。盤道西路に沿って山を登ると、途中に唐槐亭があり、亭のそばには古槐が一本あり、唐の名将秦瓊がここに馬をつないだと伝えられている。山の中腹には絵の鳥居があり、「斉煙九時」坊である。一覧亭に登って、柵を頼りに北を眺めると、近くには大明湖が鏡のように見え、遠くには黄河が帯のように見え、泉城の景色が一望できる。

千仏山の石仏彫刻は興国寺後の千仏崖に集中している。興国寺は別名千仏山寺とも呼ばれ、唐代に建てられ、その後歴代の増築を経て、規模が大きくなった。寺門の外南西上方の崖には「第一弥化」という篆書体の4文字が刻まれており、1字に約4メートル四方がある。千仏崖には隋代の石仏60余体があり、年代は悠久で、高い芸術価値を持っている。千仏山の東、仏慧山にも彫刻石仏がある。その中の主峰山麓には仏壇があり、中には頭部仏像があり、高さ7メートル、幅4メートル余り、通称「大仏頭」と呼ばれ、これは非常に珍しい石彫刻である。千仏山は泰山の余脈で、海抜285メートル、敷地面積166.1ヘクタール、都心から2.5キロ離れている。